日本最大のECサイトを展開する元10倍株が黒字転換で復活秒読み

テンバガー
私事ではありますが、先日裁判員裁判の傍聴に行きました。何故行こうと思ったのかというと、単純に自分の知らない世界であり、普段生活していて関わりのない世界なので、経験してみたかったからです。ちなみに裁判を見に行くのは2回目で20代の頃にも沖縄で1度行きました。裁判所に入ること自体緊張しましたが、入り口で手荷物検査を終えて空港にあるような金属探知機のゲートをくぐって館内に入ると、意外と制服を着た高校生いました。判決公判だったので裁判長が15分ほど話して終わったので、内容はよくわかりませんでしたが、終わったあとに調べたらネットニュースに出ていてそれで内容を知りました。ちょっと長くなるので割愛しますが、結論としては非日常的なことであり、経験して損はない、と思いました。また機会があれば行ってみたいと思います。

日本最大のECサイトを展開

テンバガーを達成したのに、10分の1まで株価を下げた銘柄は何なのか。今回は結論から行きます。
その銘柄はズバリ 3660 アイスタイル です。
アイスタイルは、化粧品口コミサイト「@コスメ(アットコスメ)」と、日本最大の化粧品ECサイトや専門店を展開しており、業績がようやく上向きに回復しています。

アイスタイルは、化粧品口コミサイト「@コスメ」を1999年7月に開設、消費者への化粧品情報提供と化粧品ブランド向け広告を手がけています。そして、2002年にECサイト「@コスメショッピング」を開設、2007年にリアル店舗の「@コスメストア」を開設。日本最大の化粧品ECサイトとリアル店舗という両輪を持つことが、アットコスメの最大の特徴となっています。

5年でテンバガー達成3年で株価10分の1に

それでは業績について、見ていきましょう。アイスタイルは2012年3月のマザーズ上場から大きく成長しており、2012年6月期の営業利益は6億1500万円となっています。2012年12月に東証1部へ市場変更した後も、右肩上がりの成長を続けており6年後の2018年6月期営業利益は21億2500万円と3倍以上に増加しています。

業績に連動してもちろん株価も大きく上昇。2013年に180円程度だった株価は、2018年3月に1807円まで上昇し、テンバガーを達成。要因としては、スマホ版を投入した化粧品口コミサイト「@コスメ」の急成長と、次々に開設した大型国内店「@コスメストア」、そして中国向けEC拡大の期待が株価を大きく押し上げています。

ただ、2018年6月期の営業利益が、いったん過去最高となっています。2019年6月期にはまさかの最終赤字に転落しており、まさにジェットコースターのような乱高下を演じた業績となっています。
追い打ちをかけたのが新型コロナウイルスの拡大。当初、2019年内に開業予定だった原宿旗艦店「@コスメTOKYO」は、調整が遅れてしまい2020年1月に開業。その時期が、あいにく新型コロナの感染拡大初期と重なってしまう、また外出自粛影響に加えて、在宅勤務をするビジネスパーソンが増えたことで、店舗での化粧品需要は急速に低迷。2020年6月期に計画していた店舗売り上げは大きく未達となっています。結果2020年6月期の営業損益は23億円の赤字に沈んでいます。

黒字化急回復は近い

業績については、2021年6月期も前期に続いて営業赤字が残る見込みとなっています。新型コロナ拡大で、自宅待機による停滞が一気に広がった昨年2020年6月期の営業赤字23億円と比較すれば、2021年6月期見込は6億円で営業赤字幅は大きく縮小してきています。しかし会社としては2期連続の営業赤字が続くことになります。

結局黒字化はできるのか。
来年2022年6月期営業利益は3期ぶりに4億円程度の黒字に浮上すると私は思います。

アットコスメの吉松徹郎社長は、
「出すものは出し切る、がようやく形になり、コントロールできるようになった。また緊急事態宣言が出ていることを考慮しても、四半期単位の営業黒字化は近い」としており、黒字化への体質が改善されてきたことに自信を見せています。

3660 アイスタイル

20〜30代女性向け化粧品に関する口コミ情報サイト「@cosme(アットコスメ)」を運営しています。バナー型、タイアップ型、成果報酬型の各広告収入を基盤としており、月間ユニークユーザー約1300万人、会員約540万人を誇っています。
2018年3月に1807円まで上昇した株価は、2年後の2020年3月、10分の1以下の176円まで下落。上場以来株価はテンバガーを達成していますが、その後10分の1に急落しています。大きな業績変動に見舞われた9年間となっていますが、黒字転換からの株高に期待が高まっています。私も期待してます。

時価総額323億円
現在株価436円

※紹介している数値は撮影時点での数値となっているためご了承ください。

https://kabutan.jp/stock/chart?code=3660

まとめ

日本最大の化粧品ECサイトを展開するアットコスメですが、EC事業はコロナが追い風となって復調の可能性が出てきています。化粧品流通では、今年3月にゾゾが、コスモ専門モール「ZOZOCOSME(ゾゾコスメ)」を開設。化粧品ECに進出して話題を呼んでいます。ゾゾも進出したとなると、ECで流通する化粧品ブランドが増えるということから、市場の活性化と拡大が期待されています。
ゾゾタウンが洋服をECで販売し始めたとき、サイズ感もわからないのにネットで服が売れるのかと懐疑的な見方をする声も一部にありましたが、アイスタイルが切り開いてきた化粧品ECは、コロナ禍とゾゾコスメ参入がきっかけになって、一気に市場が拡大していくと私は考えています。

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