勝ち組最強外食産業1銘柄

最強テーマ株
2020年度外食上場企業売上高ランキングによると、
1位はすき家・なか卯・はま寿司などを運営するゼンショーHD、2位はガスト・ジョナサン・しゃぶ葉などを運営するすかいらーく、3位はみんな大好きマクドナルド、と続きます。
外食産業は新型コロナ→外出自粛の影響→時短営業や巣ごもり需要が追い打ちをかけるように依然厳しい状況が続いています。しかし、逆風の新型コロナ相場でも好調を維持している企業は存在しています。二極化が進む外食産業でコロナ禍で勝つ強い銘柄をおさえておきましょう。

外食産業の現状

外食は文字とおり外で食べることですが、対語として内食という言葉もあります。内食は家で調理したものを食べること、あと中食とは、惣菜や弁当を買って家で食べることを指します。
外食関連銘柄は、マクドナルドやすき家、スシロー、ケンタッキーなど身近な銘柄が多いため、投資初心者の投資デビューにも最適のテーマ株だと思います。衣食住の「食」の部分は私たちに欠かせないことであり、外食は不況であっても一定の需要があるため業績が安定。ローリスク・ローリターンのディフェンシブ銘柄が多いことも投資初心者におすすめのテーマ株と言えます。

一般社団法人・日本フードサービス協会によると、2019年度外食産業市場規模は前年比+1.3%増の26兆439億円。2020年大きく下がったコロナ相場の情報がまだ手元にありませんが、外食市場は2012年から2019年まで8年連続の伸びとなっており、2019年には2000年以来19年ぶりに26兆円を超えています。外食が好調だった背景には、ライフスタイルの変化による1人当たりの外食支出の増加や訪日外国人の増加といった要因が挙げられています。
しかし、2020年には新型コロナの影響で、外食産業は壊滅的な打撃を受けるに至っています。
日本フードサービス協会が2021年1月25日に発表した、2020年の外食産業市場動向調査結果によると、前年比-15.1%と調査開始以来最大の下げ幅になったとのこと。利益率の高くない飲食業界で売上減少ということは、もはや倒産を意味する非常に厳しい状況です。

外食関連銘柄の勝ち組

週明け4月19日から5月11日まであらたに埼玉・千葉・神奈川・愛知を
「まん延防止等重点措置」を適用すると発表。新型コロナ第三波を受けた緊急事態宣言では、外食店や夜の街が集中的に対策されることになり、外食店は甚大な打撃を受けています。緊急事態宣言下の地域では1日6万円の協力金が出ていますが、中小店舗はともかく、大規模店にとっては焼け石に水の状況です。とはいえ、全ての外食チェーンが新型コロナで打撃を受けているわけではなく、新型コロナに強い外食関連銘柄が存在することも事実です。

マクドナルドやケンタッキー、モスバーガーといったテイクアウトに強い外食チェーンは新型コロナ禍でも好調で、マクドナルドは最高益を記録。また、2020年秋から始まったGo To Eatキャンペーンは、「無限くら寿司」がトレンドになるなど大好評。Go To Eatキャンペーンは、ネット予約から利用できるポイント制度は終了しましたが、+25%のプレミアがついたお食事券は2021年6月末まで継続されています。Go To Eatキャンペーンで大きな恩恵を受けた2695くら寿司の株価は好調で、ここでも二極化している傾向が見てとれます。新型コロナ相場で、外食関連銘柄は二極化している状況にあることを、今一度認識しておくようにしましょう。

外食関連注目銘柄

7550ゼンショーホールディングス
牛丼「すき家」、回転ずし「はま寿司」、ファミレス「ビッグボーイ」
9861吉野家
牛丼「吉野家」
2702日本マクドナルド
ファーストフード「マクドナルド」
9873日本KFC
ファーストフード「ケンタッキーフライドチキン」
2695くら寿司
回転ずし「くら寿司」
3563スシロー
回転ずし「スシロー」
3097物語コーポレーション
焼肉チェーン「焼肉きんぐ」
3197すかいらーく
ファミレス「ガスト」「バーミヤン」
7616コロワイド
居酒屋「甘太郎」、焼肉チェーン「牛角」、回転ずし「かっぱ寿司」
8153モスフードサービス
ファーストフード「モスバーガー」

紹介した銘柄は新型コロナの影響で二極化が進む中でも好調に業績を伸ばし続けている銘柄です。テイクアウトやデリバリーに強い外食チェーンやGo To Eatキャンペーンの恩恵を受けた銘柄は強いことがわかります。

勝ち組最強外食産業1銘柄

3097物語コーポレーション

焼肉食べ放題「焼肉きんぐ」を展開する愛知県豊橋市に本社を構える物語コーポレーションは、新型コロナ相場で上場来高値を更新した外食関連銘柄です。強みは業態開発力、と言われており郊外一等地に展開する「焼肉きんぐ」を筆頭にゆず庵、お好み焼き本舗、丸源ラーメン、など私たちの身近にある業態が多いのが特徴。とくに焼肉きんぐは焼肉業界において破竹の勢いで成長を遂げていることに加え、焼肉店は換気が行き届いていることからコロナ禍でも好調です。3月1日には株主優待の変更と1株⇒2株への株式分割を実施、2021年6月期の業績予想を上方修正すること、配当予想を増配することも発表しています。新型コロナ相場においても出店し続ける、メディア露出も増加させる、34歳の加藤新社長の経営手腕に期待が高まっています。
株価は、2020年1月初めには4,270円を付けていましたが、緊急事態宣言直前の4月6日に2,325円まで下落。その後は反発し続けており、2021年3月15日には7,120円を付けて上場来高値を約3年ぶりに更新しました。コロナショック後から1年での最大上昇率は+206%となっています。

時価総額805億円 現在株価6,670円

まとめ

新型コロナ相場での外食関連銘柄は、「焼肉きんぐ」を展開する物語コーポレーションが非常に強い値動きとなっています。ただ外食関連銘柄を全体として見てみると、コロナ前の株価を取り戻せない銘柄も多く見られます。まん延防止の実施に関しても、外食店が対策の槍玉として挙げられるなど、しばらくは外食産業全体に逆風が吹く展開は続くと思われます。
しかし逆に言えば、ワクチンで新型コロナの感染状況が大きく改善することになれば、外食関連銘柄が大反発する展開になることが考えられます。

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