コロナ懸念の今だからこそ仕込みたい1Q上方修正銘柄

今朝のニュースで渋谷のワクチン接種センターが受付開始の4時間前に接種枠上限に達したというニュースを見ました。16歳から39歳までの若い方が予約なしで受けられる。わたしの住んでいるところは、8月はじめに予約券が届きましたが、まだ予約できず接種できていません。コロナは今までで今が一番厳しい状況だと思うので、早く接種できたらと思っています。

五輪金メダル獲得数と日経平均上昇の関係性
コロナ懸念の今だからこそ仕込みたい1Q上方修正銘柄
まとめ

五輪金メダル獲得数と日経平均上昇の関係性

東京オリンピックが閉幕して現在はパラリンピックが開催されています。オリンピックと同じくして進んだのが3月期決算企業の第1四半期を中心とする決算発表。今回の決算発表は事前の予想を上回る好内容が相次いでおり、日本チームのメダルラッシュに負けない「上方修正ラッシュ」になっています。

ちなみにオリンピックで日本が金メダルを10個以上取ると、日経平均が上がる、という伝説があるようで調べてみると、今回も上がってました。1968年のメキシコ大会以降5回すべての大会で上昇しているのでアノマリーとしておさえておきましょう。

今回の第１四半期決算では多くの企業が上方修正していますが、もっと注目したいのは、この上方修正のタイミングが「第1四半期」ということ。まだ新しい期が始まったばかりなのに、なかなか上方修正に踏み切れない時期なのに、という点です。要するにこの時期の上方修正は、先行き見通しに対する絶対的な自信と考えて良いと思います。

個別株を見ていくと上方修正が相次いだことから徐々に予想1株利益の水準が切り上がっています。しかし1株利益の上昇分が株価には織り込まれていないものが多く、好決算や上方修正にも関わらずまだまだ株価が伴って上昇していないものが目立っています。最終的に株価を決めるのは、企業の業績と利益、営業利益見通しの上方修正は、いずれ株価を上げる材料になると考えています。

コロナ懸念の今だからこそ仕込みたい1Q上方修正銘柄

6315 TOWA

1979年に東和精密工業として設立された京都に本社を構えるTOWAは、半導体関連の樹脂封止装置で世界トップクラスの技術を誇っている。封止（モールディング）やチップ切断（シンギュレーション）など半導体後工程装置の大手メーカーとして超精密金型製造に強みを持っており、封止装置では独自の圧縮方式の世界標準化を狙っている。2018年にはレーザー技術獲得へオムロンレーザーフロントを子会社化している。

5月13日に発表した今期営業利益予想27億円を7月29日第１四半期時点で53億円に大幅上方修正、期初計画比8割強となる大幅増額、前期でも4.5倍に急拡大していた営業利益が今期もさらに2.5倍に拡大する見通しを発表している。
要因としては中国や台湾を中心に半導体関連の設備投資が活発化、主力のモールディング装置や半導体製造用精密金型の販売が大きく伸びており、コンプレッション装置などの付加価値の高い製品が好調だったことも利益拡大につながっている。

大幅上方修正を受けて株価もさすがに急上昇していますが、すさまじい業績を考慮するとまだまだ株価水準は低いと思います。

時価総額627億円
現在株価2,507円

紹介している数値は撮影時点での数値となっているためご了承ください。

引用　かぶたん　https://kabutan.jp/stock/?code=9882

まとめ

決算で好業績が確認されたものや利益見通しを上方修正したのに株価が下落している。現在のタイミングではそんな銘柄を仕込んでいくときだと思っています。相場全体の地合いが強い時にはそんな銘柄を探すのが難しくなってきますが現在はそんな銘柄がたくさんあります。中長期で見れば業績と株価は連動する。第1四半期で業績見通しを上方修正する企業はその後、2回目、3回目の上方修正を実施することが多い傾向にあるので、このタイミングで拾っておいて、次の上方修正で株価が急騰したタイミングで利益を確定する、という作戦も考えておきましょう。

自分の知らない業界への投資は勇気がいるものです。しかし行動する人が報われる時代。ぜひこの機会にチェックしておきましょう。改善なくして成長はありません。評価コメントもよろしくお願いします。

順張り投資家とーま