日本株が上昇する5つの理由と負けない注目銘柄

最強テーマ株
10月1日に緊急事態宣言が全面的に解除されていますが、自民党では岸田新総理による新体制がスタートしています。株式市場を見ていくと海外では中国恒大集団の過剰債務問題やアメリカの債務上限問題への警戒感や長期金利上昇などから米国株式相場が波乱相場となっていて日経平均株価も下げを加速している状況です。止まない雨はありません。下げた分上がります。

日本株が上昇する5つの理由

結論からいうと、年末に向けて日本株相場は再度30000万円を超えて上昇していくとわたしは考えています。来週の日経平均予想は、下値は2万8400円から2万9400円の間で推移する可能性が高い。相場に絶対はありませんが、米株式の波乱相場が収束に向かうかどうか、これが焦点となっていくと思っています。

では日本株が上昇していくと考えている5つの理由について説明していきます。

①9月末に立て続けに急落したことで、ある程度の反発が考えられるため来週の週間では上昇が期待できる。

②中国恒大集団の過剰債務問題や米債務上限問題がマイナス材料となっていますが、バイデン大統領が署名して、政府機関の一部閉鎖は回避される見通しとなっている。

③岸田新総理が『令和版所得倍増』を掲げて富裕層への株式関連所得への増税、いわゆるキャピタルゲイン増税ですが、実現にはまだまだ時間がかかる。

④11月7日14日のいずれかで予定されている衆議院選ですが、30兆円規模とされている経済対策がより具体化していくことが追い風となる。

⑤10月中旬以降は多くの企業で第2四半期決算発表が本格化、2022年3月期通期業績予想の上方修正が現時点で予想されるため、株高が期待できる。

こういったことからも、日本株全体相場は、10月中旬以降30000万円を目指す展開となると思います。ちなみに、日経平均の下値メドは8月20日につけた年初来安値26,954円から9月14日につけた年初来高値30,795円までの上昇幅の半値にあたる、28800円前後になるとわたしは考えています。

日本株が上昇する5つの理由と負けない注目銘柄

4956 コニシ

有名な接着剤「ボンド」で知られるコニシは接着剤の最大手。住宅の内外装接着剤や建設シーリング材、紙関連などの産業資材向けに実績がある。事業の柱は、ボンド部門と自動車部品・電材・塗料・医薬品向け化成品の商事部門、最後に橋梁改修の工事部門、この3本が柱。1870年に「小西屋」の屋号で創業しており、サントリー、アサヒビールの主家筋となっています。

業績を見ていくと9月24日、2022年3月期業績予想の上方修正を発表、従来予想の売上高1095億円を1126億円(前期比4.5%増)、営業利益72億円を77億円(同8.7%増)へそれぞれ増額しています。
2022年3月期第2四半期(4~9月期)の業績は前年同期の新型コロナ感染症拡大の影響からの反動もあって、ボンド事業での接着剤・シーリング材と化成品事業での商材が大きく回復。今後は原材料価格高騰などのリスクがありますが、第2四半期までの業績を踏まえると通期業績予想についても、前回公表予想を上回る見通しとなっています。
時価総額695億円 現在株価1,707円

6432 竹内製作所

中堅の建設機械メーカーとして1971年にミニショベルを世界で初めて開発したパイオニア企業でミニショベル分野では世界2位を誇っている。海外売上高が高く比率は9割超え、おもに欧州と北米で稼いでおり、スペインやオーストリアの市場ではトップクラス。米国ではクローラーローダーも展開しています。

業績を見ていくと竹内製作所は9月30日、2022年2月期業績予想の上方修正を発表。従来予想の売上高1233億円を1340億円(前期比19.4%増)、営業利益121億円を142億円(同7.5%増)とそれぞれ増額しています。

好調要因として、主要販売市場の欧州や北米で予想を大きく上回る需要が継続していることで欧州では売上高が前回発表予想を大幅に上回っています。
10月以降の下期では東南アジアで生産される電子部品の供給不足解消の見通しは不透明なとなっていますが、2021年12月ごろをメドに供給が回復に転じる見通しとなっており、生産調整を要する一部機種の販売台数の減少は見込んでいますが、通期連結の販売台数や売上高は、前回発表予想を上回ることが予想されています。
時価総額1,261億円 現在株価2,574円

7715 長野計器

1948年に発足した圧力計・圧力センサー・計測機器メーカーの長野計器は圧力計で国内首位、機械式圧力計ではグループ世界シェア首位となっている。海外売上比率が4割を超えており、自動車向けでは世界最大の電子圧力センサー工場を持っています。

長野計器は9月24日に2022年3月期業績予想の上方修正を発表、従来予想の売上高496億6000万円を525億9000万円(前期比17.4%増)、営業利益28億5000万円を33億9000万円(同2.4倍)へそれぞれ増額しています。
第2四半期(4~9月期)の業績も好調で、半導体・建設機械業界向けの需要増加によって、売上高が当初予想を上回る見込みとなっている。費用面では、材料費高騰の影響が顕在化していますが、売上高の増加に伴って、営業利益、経常利益ついては前回発表予想を上回る見込みとなっています。
時価総額234億円 現在株価1,206円

まとめ

10月1日米株式相場は反発して大きく上昇。インフレ圧力が懸念されていますが、経済成長が加速する見通しの方がより大きな材料となって株価は大きく上昇しています。
米メルクの経口抗ウイルス薬で新型コロナの入院・死亡リスクが半減したとの治験中間分析を受け、経済活動の復調で大きな恩恵を受ける銘柄が買われています。S&P500株価指数ではエネルギーや金融、資本財・サービスといった業種が好調に推移しており、航空関連ややクルーズ、ホテル、テーマパーク関連銘柄も値上がりしています。株価は下げたらその分上がります。逆もしかりです。相場に居続けて反省して学んで利益を出しましょう。

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